2024数値目標~開かれたクラブ運営を目指して~

2025.02.20その他

クラブが目指す目標項目の内容と具体的な数値をファン・サポーターの皆様にお伝えする【数値目標~開かれたクラブ運営を目指して~】について、この度2024シーズン最終結果を以下の通り報告します。

全7項目のうち、3項目で達成、4項目で未達成の結果となりました。
未達成項目について説明します。第1番目が【年間入場者数】です。一試合辺りの平均入場者7,000人を目指す数字を掲げましたが結果として達成できませんでした。
要因は多々あると考えますが、中でもアクセス問題について、最もご意見をいただきました。社会全体での運転手不足などの外的要因もあり、アクセスの早急な改善は難しい状況ではありますが、akippaとの連携による民間駐車場発掘や、郡部からの定期バスツアーの実施など自助努力を進めつつ、引き続き根幹問題の解決に向けた関係各所との交渉を粘り強く行っております。
またスタジアムでのイベント内容充実に関しては、2024シーズンも、パートナー企業の皆様と連携したサンクスマッチの開催や、県内教育機関への働きかけなどに注力しました。
パートナー企業の皆様には、私どもクラブスタッフと同じ立場になって、来場者がいかにして楽しんでいただくか、来てよかったと思っていただけるかを考えて、プレゼント企画やイベントを多岐にわたり考案いただいております。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
県内教育機関への働きかけについては、県内学生による文化・芸術の発表の場としてスタジアムを利用いただき、来場者の皆様にもこの時間を楽しんでいただく取り組みをおこないました。そのような双方におけるメリット創出の好循環を、今後もスタジアムを活用して促進していきます。
そして、このような取り組み継続こそ、第2番目の未達成項目である【JリーグID登録者数】の拡大につながると考えます。
第3番目の【SNS総登録者数】につきましては、2024シーズン高い目標に挑戦し、結果として昨年比約15,000のフォロワー増を果たしましたが、目標には至りませんでした。
年間を通じたYouTubeでのドキュメンタリー発信、パートナー協賛を絡めたSNSでの企画発信など新たな取り組みもおこないました。目標には達しませんでしたが、これらの取り組みを継続することで、発展の礎を築くことができたと確信しております。
最後に【サッカースクール会員数】については、まだ取組期間中の途中報告ではございますが、目標値に対して厳しい数値となっております。少子化・習い事の多様化により、継続的に数字を伸ばすことは困難な状況であると考えています。しかし、「遊ぶ」「学ぶ」「共有」を通してサッカー技術の向上のみではなく、神経系の発達を含む包括的な運動能力の向上、コミュニケーションスキルの発達、個性を育む指導など、人間形成の基盤を重視する方針は決して変えることはありません。今後は、コース再編や開催場所の検討を加えつつ、より多くの方にこの指導方針を伝えること、また体験会を通して実際にスクールを経験してもらうことなど、周知活動にも粘り強く取り組んでいきます。
一方でクラブの収益の基盤をなす【パートナー企業数】【シーズンシートホルダー数】【ファンクラブ会員数】については、2023シーズンに引き続き目標を達成することができました。年々支援の輪が拡大し、クラブを応援していただける個人・企業の方々が着実に増加傾向にある手応えを感じることができました。クラブが取り組むべき課題はまだまだ山積していますが、クラブビジョンの一つである【J1へのチャレンジ】を実現するためには、更なるクラブ努力による経営基盤の安定と拡大が不可欠です。
今後もクラブ理念である「県民に元気を」「子ども達に夢を」「熊本に活力を」の実現に向けて、ロアッソ熊本へのより一層のご支援、ご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

「2024数値目標~開かれたクラブ運営を目指して~」
https://roasso-k.com/top_team/club_goal

image
平田機工
高橋酒造株式会社
RKKCS
肥後銀行
株式会社えがお
Admiral
熊本日日新聞社
九州エネコ
郵船ロジスティクス
(株)磯崎工務店
株式会社アンサー・インターナショナル