本日4月25日、㈱アスリートクラブ熊本 第20期定時株主総会を開催いたしました。
2023年度営業収入は12億2,700万円、営業費用は10億9,200万円、営業利益1億3,500万円、当期純利益として9,020万円となりました。
多くの主力選手が移籍退団したことから、厳しいシーズンと予想していましたが、最終的にはリーグ戦を14位で終えることができたものの、バックアップとなる若手選手の底上げに課題が残るシーズンとなりました。
その一方で、天皇杯ではクラブ史上初の準決勝まで勝ち進むことができ、多くの熊本県民や全国のJ2ファンに感動を届けることができたのではないかと思います。
経営面におきましては、広告料収入やチケットならびに物販販売等も増加傾向となったことに加え、その他の収入等の増加もあり、営業収入、当期純利益ともに、前期を上回るクラブ設立以来の最高収益を残すことが出来ました。
2024シーズンは「クラブ設立20周年」という節目でもあり、攻撃的なサッカースタイル継続を重視した強化方針で、在籍選手をベースとして即戦力選手および将来性のある選手との融合により新シーズンへ臨みます。昨シーズンの課題でもありました若手選手の強化育成にも注力し、チーム力の底上げにも取り組みます。
経営面におきましては、本年度より中長期計画を策定し、売上・利益規模をJ1クラスへと目指していきます。その具体的な取り組みとして、広告商品の価格改定および新規商品の開発、ならびにスタジアムの席割・席種の見直しを行い、待機時間短縮等の改善につながる等、来場者の満足度向上に努めてまいります。また、物販収入における販売機会損失改善やSNS等の広告情報発信活動をより充実させ、クラブ理念でもある「県民に元気を」「子ども達に夢を」「熊本に活力を」の更なる実現に努めてまいります。