1月18日(月)ロアッソ熊本2021シーズンの新体制記者会見を行いました。
コロナ禍であるため、3部に分けて開催、第1部は永田社長、織田GM、大木監督の記者会見、第2部は今シーズン加入選手の記者会見、第3部はユニフォーム発表となりました。
J2復帰が最大の目標ですが、チームの強化方針は2つあります。
昨年に引き続き、大木監督のもと攻守ともに自分達でアクションを起こすサッカーのスタイルの確立を目指すこと、勝利と育成の両立、選手やチームを育てながら勝っていくことは一昨年よりクラブとして取り組んでいるチームの強化として揺るぎない信念があります。
チーム編成については11名が退団し、移籍加入が2名、大卒が6名、高卒が3名、合計11名が加入しました。今シーズンのスタートは昨年と同じ27名となります。
編成の狙いは、アクションを魅せるサッカーを確立するために、技術・走力に優れ、闘争心溢れる選手、上手くて走れて闘える選手を育てることです。
補強は将来性のある若い選手が中心となりました。即戦力を目する大学生の選手、昨年に引き続き将来性を期待する高卒の選手を採用しました。また不足するポジションには経験のある選手をピンポイントで補強しました。
27名のうち、熊本出身の選手が10名、出身地は熊本ではありませんが、熊本の学校を卒業した選手が3名となり、約半数が熊本にゆかりのある選手となりました。熊本にはポテンシャルの高いアスリートが多いことではないかと思います。地域に根差した、地域の皆様から応援され、愛されるチーム作りにしたいと思います。
経験値の高い選手、将来性を期待できる選手をミックスした編成により、昨年以上にチーム内のポジション争いが激化、活性化されて、伸びしろのあるチームになったと思います。
また指導者の育成も大事なことだと思います。今年は藤本主税ヘッドコーチにS級(Jリーグ監督に必要なライセンス)の講習会にチャレンジしてもらう予定です。
トップチームコーチとして、アカデミーで指導していた髙橋 泰コーチが就任しました。指導者も育てていきたいと考えています。
アカデミーの強化について、営業部に所属していた原田 拓が育成コーディネーターに就任しました。この狙いは2つあり、1点は熊本のサッカーの発展を地域の指導者の皆様と共に、我々も協力しながら支えていく、そのようなネットワークづくりをすること、もう1点は、地元の若年代の選手(中学生や小学生)の情報をリサーチして、我々のアカデミーに招き入れることです。
また、ユースの岡本賢明コーチがジュニアユースのチーフコーチに就任しました。熊本出身で能力の高い選手だった岡本コーチを子ども達の育成に注力してもらい、今まではユースで監督のアシスタントという立場でしたが、今年はジュニアユースのチーフコーチの立場で中学生を指導してもらうことになります。
プロサッカークラブとして勝つことを目指すことは当然ですが、その場しのぎではなく、ちゃんと明確性をもって、勝利と育成の両立を図るべく、クラブとして取り組んでいきたいと思います。引き続き、ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
トップチームとしてはJ2昇格すること、そのためには勝利すること、そのために闘うということです。目指すスタイルは昨年と同じで、全員で守って全員で攻撃をする、切り替えの早い、動きのあるゲームをやりたいと思います。
攻撃に関しては選手が数名移籍していますが、フォーメーションや配置を変えることも含め、メンバーを考えながらやっていきたいと思います。
守備については、昨年は簡単に失点をすることが多かったので、もう少ししっかり練習をする、セットプレーの失点も多かったので、しっかり守れるようにすること、1対1の対応やカバーリングをする、個人の技術を伸ばすことやチームとしてやらなければいけないことをフォーメーションも含め、組織と個人と両方からアプローチをしていきたいと思います。
昨年以上に頑張りますので、ご声援をよろしくお願いいたします。
第2部は新加入選手の記者会見を行いました。
佐藤優也選手(ジェフユナイテッド千葉)
水野泰輔選手(藤枝MYFC)
岩下 航選手(桐蔭横浜大学)
坂本亘基選手(明治大学)
田代琉我選手(国士舘大学)
東出壮太選手(北陸大学)
東野広太郎選手(立命館大学)
杉山直宏選手(順天堂大学)※大学公式戦出場のためオンライン出席
宮原愛輝選手(大津高校)
※ターレス選手(秀岳館高校)、レオ ケンタ選手(秀岳館高校)は欠席
第2部の記者会見の模様は、ロアッソ熊本公式YouTubeチャンネルにてご覧ください。
第3部は、2021シーズンのユニフォーム発表を行いました。
今シーズンは、プーマの「Retro Graphic Model」を採用。
モデルは4選手が務めました。
フィールドプレーヤーの1st 東野広太郎選手、2nd 宮原愛輝選手
ゴールキーパーの1st 佐藤優也選手、2nd 田代琉我選手