さる12月8日アウェイでの長野パルセイロ戦をもちまして、ロアッソ熊本のJ3リーグ戦全34節全てが終了致しました。
400社を超えるスポンサーの皆様、株主の皆様、熊本県、熊本市をはじめとする県下全域の市町村の皆様、そして今シーズンもロアッソ熊本に熱いご声援をいただきましたファン・サポーターの皆様、また、力強く支えていただいたスタジアムアテンダントの皆様、180万県民全ての皆様に心より厚く御礼申し上げます。1年間ありがとうございました。
今シーズンは、クラブスローガン「我心勝鍛」のもと、一年でのJ2復帰を必須としてチーム・クラブ一丸となって戦ってまいりました。スタートダッシュにつまずきながらも、今シーズン取り組んだ「ボールをつないで主導権を握るアクションサッカースタイル」が徐々に機能し始め、クラブ初の6連勝もあり、リーグ戦中盤にはトップに立つなど、これまでにない戦績を上げ、順調に成長しているかにみえました。しかしながら後半に入ると他チームのスカウティングも強まり、中盤までの勢いに陰りが見え始め、大事な試合を落とすなど皆様の期待を裏切る結果となりました。最終的に16勝9分9敗で5位の戦績で悲願であったJ2昇格を逸してしまい、皆様との約束を果たすことができなかった事に対し、深くお詫び申し上げます。
来シーズンもJ3の舞台で戦う事になりましたが、監督、スタッフ、選手、全てを見直す一方、今まで培ってきたアクションサッカーを更に進化させ、メンタル、技術、戦略性も向上した強いチームを作り、再度J2復帰を目指す所存です。
クラブを取り巻く環境は今シーズンに比べるべくもなく厳しくなる事でしょう。しかしながら私たちの存在意義であり、決してぶれる事のない使命でもあるクラブスローガン「県民に元気を」「子ども達に夢を」「熊本に活力を」を改めて強く意識し、この難局を是が非でも乗り越え、県民チームとして更に精進し活動して参る所存です。
皆様におかれましては、今後とも何卒変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
株式会社アスリートクラブ熊本
代表取締役社長 永田 求