8月26日(木)、片山アンバサダーとロアッソくんが熊本県民総合運動公園にて、「熊本市市民参加型セミ調査」を行ってきました。
この調査は、熊本市が平成28年(2016年)3月に生物多様性に関する課題を解決するための基本戦略と行動計画を定めた「熊本市生物多様性戦略~いきもん つながる くまもとCプラン~」に基づき、生物の多様性を保全するための、基礎となる自然環境に関する情報を収集・整理し、把握することを目的とし、熊本市環境共生課では、令和元年(2019年)からセミを対象とした市民参加型のモニタリング調査を実施しており、今年で3年目の調査となります。
セミは環境の変化に依存しやすい性質をもち、セミの種類や分布状況の変化から、熊本市における都市化の進んでいる場所や比較的樹木の多い場所など環境の変化を評価することが出来ます。
当日は、環境共生課の北村さんと一緒に、ロアッソ熊本の練習場・スタジアムがある熊本市東区の熊本県民運動公園にて、セミの調査を行いました。
やはりピークは7月下旬で、天気も曇っていて(やはり晴れている時がみつけやすいそうです)、なかなかセミを見つけられませんでしたが、ロアッソくんの野生の勘と、北村さんの経験で何とか2匹確保することが出来ました(他2匹には逃げられました)。
2匹ともアブラゼミでした。
ほかにもセミの抜け殻の種類の見分け方であったり、どういう環境には何ゼミが見つけやすいなど、セミについて沢山のことを学ぶことが出来ました。
このセミ調査について、もっと詳しく知りたい方は是非、熊本市のホームページにてご確認ください。
「セミ調査結果」の受付は、9月10日(金)までになっています。
【熊本市 環境共生課】
これからも「セミ調査」は続けられていくそうなので、この調査が熊本市の生物多様性の保全につながるということが理解できた二人は、来年は「セミのピーク」の時に調査を行ないたいと言っていました。
片山アンバサダーは、セミを触ることはできませんでしたけどね。