この度、ロアッソ熊本のパートナー企業である㈱九州エネコ様が球磨村立渡小学校の生徒たちにフットサルゴールとフットサル用のボール10球を寄贈していただく事となりました。
同校は2020年7月豪雨の際、校舎一部が水没してしまい、生徒達は現在「一勝地小学校」を間借りして学校生活を送っています。
また、全生徒の半数以上の子供たちが、いまだに仮設住宅での生活を余儀なくされている状況です。
寄贈式には株式会社九州エネコ 代表取締役 五藤裕樹様がご来場されました。
「昨年の豪雨災害によっていまだ半数以上の子供達が仮設住宅に住んでいると聞いて以来、少しでも皆さんに喜んでもらえる贈り物がしたいと考えていました。スポンサーをしていることもあり、ロアッソ熊本さんに相談して一緒に企画し、今回ゴールとボールを寄贈させていただく事にしました。不慣れな生活をしておられると思うが、サッカーを楽しんでもらって、少しでも皆さんが日常を取り戻すことに貢献できれば幸いです。」とご挨拶を頂きました。
この事業は、九州エネコ様とロアッソ熊本が共同で行い、ロアッソ熊本からは同じく球磨郡の出身である宮原愛輝選手と樋口 叶選手の動画による応援メッセージを子供たちにお届けしました。
小学生の頃の思い出や当時の生活について、また夢を持って日々努力することの大切さなどを伝えました。
式典後には、寄贈されたゴールとボールを活用して、参加してくれた6年生の子ども達を対象としたロアッソ熊本ジュニアユース人吉のコーチ達によるミニサッカー教室を実施しました。
時間が経過するにつれて体育館中に響く子供たちの笑い声も大きくなり、楽しそうにボールを追いかける姿が印象的でした。
まだまだ大変な状況だと思いますが、これをきっかけに、みんなで遊ぶ機会がまた増えて子供たちが笑顔でいる時間が長くなってくれたら幸いです。
今回支援事業にお声掛け頂きました九州エネコ様に心より御礼申し上げます。