2月に開幕したリーグ戦は、11月20日(日)J2第42節(セレッソ大阪戦)をもちまして、ロアッソ熊本の2016シーズンを無事終了することができました。
今シーズンも温かいご支援・ご声援をいただきました全ての方々に心より厚く御礼申し上げます。
1年間ありがとうございました。
2016シーズン、チームはリーグ戦12勝10分20敗(勝点46)、16位で終了いたしました。
開幕からのスタートダッシュでクラブ初のJ2首位に立ちましたが、4月に発生した熊本地震で大きな被害を受け、半月の間、チームは活動ができない状況となってしまいました。活動ができない状況のなかでも選手達は自主的に避難所や学校を訪問し、子ども達や地元の皆様と交流を行ってきました。
5月に練習を再開したチームは2週間でリーグ戦(5/15アウェイ・千葉戦)に復帰しました。熊本のホームスタジアムである「うまかな・よかなスタジアム」が使用できないため、その後は、千葉県柏市、兵庫県神戸市、佐賀県鳥栖市で、柏レイソル、ヴィッセル神戸、サガン鳥栖の皆様のご協力のもと、県外でのホームゲームを開催し、7月からホームスタジアム「うまかな・よかなスタジアム」に戻ることができました。
熊本地震で延期となっていました5試合を夏場の連戦で乗り切り、目標とするJ1昇格プレーオフ進出は叶いませんでしたが、J2リーグに残留することができました。
クラブは2016シーズンホームゲーム平均入場者数目標7,500人を目指しましたが、熊本地震の影響で県外開催や平日開催なども増え、5,543人と目標を達成することはできませんでした。しかし、この状況でも熊本県民の皆様、多くのファン、サポーターの皆様、そして全国のサッカーファミリーの声援に支えられたおかげで2016シーズンを乗り切れたと、心より感謝申し上げます。
「県民に元気を」「子どもたちに夢を」「熊本に活力を」ロアッソ熊本の理念追求と、熊本地震からの復興のために、これからもクラブ、チーム一丸となり、県民の皆様と共に邁進してまいります。
今後とも温かいご支援、ご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
株式会社アスリートクラブ熊本
代表取締役会長 永田 求
代表取締役社長 池谷 友良