くまもとブランド発信プロジェクト～水上村～

～水上村について～
九州中央山地の懐深く抱かれた水上村には、日本三急流の球磨川の源流があり、澄み切った川であでやかな姿を見せるのは、渓流の女王ヤマメ。
春には市房湖畔は1万本の桜で彩られ、秋には緑なす山に映える彼岸花、さらに紅葉も村を飾ります。
村の自慢は丹精こめた清流米やタケノコ、茶、栗、イチゴの美味しさです。
古くからある湯山温泉は、肌がつるつるする美人湯として評判です。
素朴な村人たちは、自分たちのリズムでゆったりと生活しています。自然と共生するこんな村へ一度訪れてみませんか。

ある日、ロアッソくんが学校を終えて家でテレビを視聴していると、熊本県内各地で桜が見頃を迎えているとのニュースを耳にしました。これを聞いたロアッソくんはすぐさまクラブスタッフに「お花見行こう！というか行くよね？」と圧強めの連絡をしました。突如この連絡を受けたクラブスタッフはあまりの圧に「やばい、行くしかない」と震えていました。

その後、会社でロアッソくんからの無言の圧を受け続けたクラブスタッフですが、ついにその圧に耐え切れず桜を見に行くことを決めました。
大喜びかと思いきや、「早くいくよ」と、行くのは当たり前だという図々しさ満載のロアッソくん。
そんなロアッソくんと桜をみるために向かった先は、水上村にある「市房ダム」です。市房ダムは、球磨川総合開発の一環として洪水調節を主目的に、併せて発電及びかんがいを行う、いわゆる多目的ダムです。
背景にそびえる霊峰「市房山」は、寒波の襲来の度に冠雪し、美しい姿を見せてくれます。
春にはダム湖周辺の一万本桜が開花し、その姿を見ようと毎年多くの観光客で賑わっています。

この日も少し見頃の時期からは遅れていましたが、桜の写真を撮る人やお花見を楽しんでいる人など、多くの観光客が訪れていました。
そんな中、一行はまず市房ダム湖畔を車で一周しました。少し枯れている所があったり、葉桜になっている所があったりと、思い描いていた姿とは違った景色で、徐々に不機嫌になり始めたロアッソくん。
やばいと思ったクラブスタッフは、満足してくれるところはないかと一生懸命探しましたが中々見つからず。。。もう少しで一周終わるその間際につり橋を発見！
これを見たロアッソくんは「あそこ行きたい！」と大はしゃぎしていました。やっと満足する場所を見つけることが出来てクラブスタッフも安心していました。
その場所はその日一番多くの観光客で賑わっており、とても綺麗な場所で、ロアッソくんもつり橋から桜を眺めたり、写真を撮ったりと、満喫していました。
桜を下から見る事は多いですが、つり橋からだと、桜と同じもしくはそれより上から見る事ができ、いつもとは違った見方をする事が出来ました。念願のお花見を最高の場所でする事ができ、大変満足した様子のロアッソくん。
皆様も今年は既に見頃を終えてしまいましたが、来年のお花見を市房ダムで行ってみてはいかがでしょうか。
水上村には、この他にも湯山温泉をはじめたくさんの魅力あるスポットがあります。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか？

〇参考文献
水上村役場公式HP 水上村の紹介
https://www.vill.mizukami.lg.jp/q/aview/14/297.html（2023年3月31日アクセス）

熊本県ホームページ 市房ダムの概要
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/106/2587.html（2023年4月4日アクセス）